ここ数年ラテン系アーティストがヒットチャートを賑わしてますが今から丁度20年前の1999年も凄かった。この年のビルボードのシングルチャートであるホット100ではRicky MartinのLivin’ la Vida Locaが5週NO.1、Jennifer LopezのIf You Had My Loveが5週NO.1、Christina AguileraのGenie in a Bottleが5週NO.1、Enrique IglesiasのBailamosが2週NO.1、SantanaのSmoothが10週NO.1と年間52週の内27週でラテン系アーティストの曲がNO.1でした。これ以外にMarc AnthonyのI Need to Knowが最高位3位。こういった現象はラテンの爆発(Latin Explosion)又はラテンの侵略(Latin Invasion)なんて呼ばれてたりもしました。
そこで今回は1999年を中心に2000年前後のラテン系アーティストの英語系の曲を振り返ってみたいと思います。
1990年代すでにラテンアメリカ等一部ではスーパースターだったプエルトリコのRicky Martin。1998年のサッカーワールドカップの公式テーマ曲を歌い世界的にブレーク。そして彼の人気を決定的にした一曲。日本でも郷ひろみがカバーしてこちらもヒット。
Ricky Martin – Livin’ La Vida Loca
プエルトリコ系のJennifer Lopezのデビューシングル。B面はMarc Anthonyとのコラボ曲No Me Ames。
Jennifer Lopez – If You Had My Love
父親がエクアドル系Christina Aguileraの初のヒット曲。余談になりますがこの曲のプロデューサーの一人David Frankは1980年代The Systemのメンバーでプロデュサーとしても活躍した人で1980年の一時期にはまり彼が関わった曲を集めてたこともありました。彼やボーカルとつとめてたMic Murphyもラテン系の人では無いんですがYou Are in My Systemという曲ではスペイン語バージョンTu estas en mi sistemaもあります
Christina Aguilera – Genie In A Bottle
既にスペインやラテンアメリカでスーパースターだったEnrique Iglesiasの初の英語によるヒット曲。
Enrique Iglesias – Bailamos (Remix)
メキシコ生まれのギターリストCarlos SantanaのグループSantanaの1999年のヒット曲。
Santana – Smooth ft. Rob Thomas
Marc Anthonyの初の英語によるヒット曲
Marc Anthony – I Need to Know
コロンビアの歌手Shakiraの初の英語によるヒット曲Whenever, Wherever
Shakira – Whenever, Wherever
2017年にDespacitoが世界的にヒットしたLuis Fonsi。彼も2002年に英語アルバムを発売。そこからのシングルSecret。若いですね。アイドルしてます。
Luis Fonsi – Secret
2003年に発売された英語アルバムThalíaからのシングルI Want You。Fat Joe(プエルトリコとキューバ)とのコラボ
Thalia featuring Fat Joe – I Want You
メキシコの歌手Paulina Rubioの英語系アルバムからのシングル
Paulina Rubio – Don’t Say Goodbye
まだ続きます